定時制の生徒達
定時制高校の生徒達は、色々な体験・生活をかかえて、またそれぞれに夢や希望を持って学校に通ってきます。毎年卒業する生徒に向けて、文集「未夜呼(みやこ)」を作っています。この中からいくつか生徒の作文を載せますので、読んで下さい。
(写真と作文は関係ありません)

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3年間学校に通って
4年 K
今年でやっと卒業です。毎日来るのは辛かったし、よく休んだけど、ここまで来ると長かったような、短かったような、よく分からない感じです。何度も挫折しそうになったけど、周りの人たちにはげまされて、助けられてなんとかここまでやって来ることが出来ました。 先生や親、友達に感謝しています。 先生3年間ありがとうございました。 |
定時制高校の2年間
3年 M
定時に入って、もう2年になります。そして、待ちに待った高校卒業です。前の学校と合わせて4年高校生をしました。同級生より1年遅れの卒業です。定時に来て、思い出がいっぱいこっぱいできました。イイこともイヤなことも、くじけそうになって、もうやめてしまおうとも思いました。 でも、仕事をしながらの学校・・・。得た事はいっぱいあると思います。卒業しても、今まで頑張った事は、絶対役に立つと思います。定時での頑張りを生かして、これからくじけそうになった時も頑張ろうと思います。 そして、友達、先生方、給食のおばちゃん達、2年間お世話になりました。これからもみんなで元気に頑張って下さい。 ありがとうございました。 |

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今までを振り返って
2年 D
定時制に入学して2年。毎日「きつい」と思いながら通って、早くも3年生になろうとしている。最初の頃は何も目標がなかったせいか、ただ単にボーツと学校に来ていた。しかし毎日毎日、1日1日学校に行っているうちに、少しずつ先が見えるようになった。先が見えてくると、不思議に目標が見えてくるようになり、定時制に入学したことで、今まで自分に足りなかったものを克服しようという意識が芽生えてきたと思う。 「高校だけは卒業したほうがいい。」といってくれた周りのみんなに感謝し、日々努力して、成長した姿を見せたいと思っている。 |
定時制について
1年 T
僕は定時制に通っている1年生です。僕がこの学校に入ってきて思ったことは、色々な人がいるな~ということです。年齢も全然違うし、服装も全然違っていろいろな人がこの定時制に通っている。僕も最初、定時制とか適当にいっておけば卒業できると甘い考えを持っていました。そして学校に慣れて友達も出来てくると、つい調子に乗って学校をサボってしまったり、先生に反抗してしまったり、2学期の終わり頃には留年しそうになり、がんばろうと改めて気持ちを切り替えて、3学期を頑張っています。 入学する時は全然簡単だと思っていたけど仕事と学校を両立するのはすごく難しいと分かりました。僕はまだ1年生です。それでもきついです。4年生は仕事と学校との両立の中で、4年間も頑張ってもう卒業です。これからも頑張って下さい。そして僕も4年生のように卒業したいと思います。 |

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